自律神経失調症の原因
自律神経失調の原因、同時に自律神経のバランスが崩れてしまう原因、ということでもあります。無意識に動く神経ですから、知らない間にバランスが崩れてしまっています。だからつらいんですけど…。でも、原因があるから自律神経失調症になってしまうわけです。何が原因なのでしょうか?
セロトニンが関係している
ここで私が医師から説明されて、理解したことを紹介していきます。脳のことはよく分からない私でしたが「セロトニンが足りなくなってるから、薬で増やしていきましょう」と言われたのをよく覚えています。セロトニンって何…?
脳内にはいろいろな物質が分泌されています。ドーパミン、アドレナリンなどの言葉を知っている人も多いでしょう。これらの脳内物質の中には興奮したり、怒ったりと活発になるものもあります。出過ぎるとバリバリモードってことなのですが、ここで「まあまあ」と抑える役割の脳内物質が分泌されるのです。これがセロトニンです。セロトニンは心を落ち着けたりリラックスさせたりする役目がある物質です。これが交感神経から副交感神経に切り替わるときも必要になるのです。
自律神経失調症は、このセロトニンが上手に分泌されない、分泌量が減ってしまっている状態でもあるようです。
自律神経失調症の原因
セロトニンの分泌量は、自分の意思で増減することはできません。何かしらの原因があって、ちゃんと分泌されなくなってしまうのです。自律神経失調症の原因はセロトニンの減少原因でもあります。次のようなことがきっかけで、自律神経失調症になってしまうようです。
過度のストレス
これが一番多い原因ではないでしょうか。仕事、会社の人間関係、急激な環境の変化なども過度のストレスとなります。適度なストレスは、人の心身に必要なものです。ですが、ストレスがかかりすぎると、心や身体が悲鳴をあげてしまい、異常を感じるようになります。
同じ職場や学校にいて、他の人はなんともないのに自分だけ自律神経失調症になってしまうのは自分が弱いせいだ、と思うことってありますよね。確かにストレスに弱い体質や性格の人はいます。私自身もストレスに弱い性格です。でも、それだけじゃないと思うんですよ。人はそれぞれ性格や環境、立場が違うんだから、耐えられるストレスの種類だって違うはずです。今の職場や学校があなたにストレスで、他の人は平気だったとしても、違う職場や学校、環境になったとき、あなたは平気で他の人にとってはストレスになるかもしれないのです。決して、自律神経失調症になる人=弱い人間ではありません。
生活習慣
夜更かしをよくしている、朝起きるのが遅い、3食きちんと食べない、食べるものが偏っている…などの生活習慣も自律神経が乱れてしまう原因です。交代勤務などで夜勤が多い人も知らず知らずに身体に負担がかかってしまいます。今では、光をいっぱい浴びて体内時計を整える治療などもあるくらいです。
また、食事の内容も偏ってしまうのはよくありません。太陽の光は、人の身体の調子を整えるのに重要な役割を果たしています。自律神経失調症になったら、できるだけ規則正しい生活、バランスのとれた食事を意識してみてください。といっても、不眠になっている場合は、朝からすぐに起きることができないですよね。動けそうな日だけ起きてみる、ちょっと外を歩いてみるなど、できる日だけでいいと思います。私もできる日、限定です。食欲不振の人にバランスの取れた食事を!
と言っても、そうそう食べられません。食べられそうな日にちょいちょい食べてみましょう。まずは、生命維持に必要な栄養の摂取が先です。
ホルモンバランスの乱れ
自律神経失調症はどちらかというと女性の方がかかりやすいです。もちろん、男性もなりますが、割合からいうと女性の方が多いです。これは、女性のほうがホルモンバランスの変化が大きいためのようです。妊娠や出産、生理、閉経などは女性ホルモンの量が変化します。女性ホルモンの分泌量が多すぎたり少なすぎたりしても、自律神経に影響が出てしまうのです。
2007/09/17