自律神経失調症の人への接し方
なんだかよくわからないけど、とにかく具合が悪くてしんどい、すぐに疲れるという症状がある自律神経失調症は、周囲から見ていると「本当に具合が悪いのか」と疑いたくなるかもしれません。うつの症状があまりなく、自律神経失調症が全面に出ている場合、特にそう受け取られるんじゃないかって思います。周囲の人はどう接したらいいのか、私ならどう接してほしいのかを書いていきたいと思います。
嘘じゃない!本当に具合が悪い!
私の場合、今は常に具合が悪いわけではありません。元気なときは元気です。家事もできるし、動き回っています。でも、めまいや立ちくらみ、急に汗が出るなど、突然具合が悪くなります。さっきまで動いていたのに、です。そうなると、ポケーっと座ったり、横になったりするわけです。多分他の人が見たら、面倒になってサボっているようにしか見えないと思います。でも、怠けて休んでいるわけではないんです。私だって、動きたいです。でも、フラフラしていろんなところにぶつかるし、気持ち悪いんです。これは嘘じゃありません。仕事だって嫌いじゃないですし、本当は仕事したいです。家にいるのは暇ですし。でも、しょっちゅう具合が悪くなるから、仕事が進みません。自律神経失調症の症状は、見た目ではわからないかもしれません。でも、本人が「具合が悪い」と言うくらいなら、本当にしんどいんです。嘘じゃないって知って欲しいのです。
理解がなくてもいい、「フリ」だけでも…
「嘘じゃないんだよ!」と言っても、分かってくれない人は仮病だと思うでしょう。別に思っててもいいと思います。自律神経失調症である私自身「これは仮病の延長じゃないか…」と考えるくらいです。他の人がそう思うことは不思議じゃありません。ただ、それを本人の耳に入るように口に出したり、陰口を言うのは避けてもらいたいというのが本音です。仮病だ、サボリだって言うのは自由ですが、本人の耳に入らないようにしてくれた方が助かります。自分でそう思う+周りから言われると、どんどん追い込んでしまいます。自律神経失調症の人がいたら、心の中でどう思っていようと表面だけでも「理解あるフリ」をして欲しいなーって個人的に思うのです。
どんな言葉を選べばいいのか
うつや自律神経失調症の人にかける言葉を選ぶ必要がある、というのはよく見かけます。言われたくない言葉っていうのはあります。きっと元気で安定しているときに言われても、引っかかるような言葉じゃないんでしょうけど…。
言われたくない言葉
言う方は悪意がないこともありますが、面と向かって言われると余計に辛い言葉だったり、陰口で言われて辛かった言葉を紹介します。
「仮病だ」「サボリだ」
何回も言いますが、こう考えてしまうのは本人「も」です。サボりたいんだったら、もっと別の理由つけてサボればいいんですし。これらの言葉はかなり言われたくないです。はっきりとした原因がわからない自律神経失調症だからこそ、仕方のないことかもしれませんが…。
「頑張れ!」「頑張って!」
こう言われると、頑張りが足りないからもっと頑張らないとダメなんだ、と思います。頑張らないと、頑張らないと…自分に言い聞かせて、追い込んでしまうんですよね。「ただの励まし」として受け取れないのかもしれません。もう頑張れないって身体が悲鳴を上げたから、こんな症状が出てるんです…。
「元気出して!」
元気出したいけど、そんなエネルギーありません。
「みんなでワイワイ騒ごう!」
元気を出そうと集まってくれる気持ちはとってもうれしいんですが…人が多いところに行くのはイヤ…なんですよね。うつの症状がひょっこり顔を出す瞬間です。
言われてうれしかった言葉
実際に私が言われて、嬉しかったというか救われた言葉たちです。言ってくれた人たちは自身がうつだったり、家族がうつだったりと関わったことがある人が多かったように思います。
「ありのままの自分でいいから」
無理しなくていいよ、頑張らなくていいよ、と言われたときは本当に嬉しかったのです。社会生活していく上で必要な仮面とかとって、素の自分が大事なんだと。
「ちゃんと治るからね」
うつや自律神経失調症は、時間はかかるけどちゃんと治療すれば完治するから、心配しなくても大丈夫と言われて、不安が少しなくなりました。どうしよう、どうなるんだろう、と思っていた中でかけられた言葉です。経験者から言われると余計に安心できました。
勝手な言い分かもしれないですが、受け入れてもらえる言葉は嬉しいです。そして、基本はあまりかまわず、そっとしておいてもらいたいんです。
2007/09/14