うつと自律神経失調症
うつと自律神経失調症、私にとってわかるようでわからない不思議な病気です。私なりに受け止めたこの2つの病気について感じたことを書いていきます。
うつは「心の風邪」?
うつは『心の風邪』で誰でもなりうる病気、と聞くことがあります。じゃあ、自律神経失調症も『心の風邪』なんでしょうか? 「心の風邪」っていうと、軽いものですぐに治りそうなイメージを受けます。ですが「うつ」と聞くと、暗いイメージがあります。漢字で書くと「鬱」。重い雰囲気です。現代社会において、うつや自律神経失調症の人が増えてきて、もっと一般的に受け入れられやすいイメージとして『心の風邪』という表現が使われるようになったんじゃないかな、と勝手に思っています。
でも…私からすれば、あいまいで余計に不安になってしまいます。身体の風邪は、1〜2週間で元気になります。でも、心の風邪という鬱や自律神経失調症はそんな短い期間では治りません。何ヶ月、何年もかかって治していく病気です。風邪みたいに軽いもんじゃないのに、不思議です。やっぱりイメージ…なんですかね?
うつと自律神経失調症は紙一重?
私の場合、うつからくる自律神経失調症です。つまり、本当は「うつ」でもあるんです。自分ではあまり「うつ」の精神症状は出ていないと思っています。精神面ではなく、肉体面の症状の方が大きいので。ですが、医師と話をしていると、どうやら「うつ」症状もしっかりあるようです。考え方が後ろ向き、良い方向に考えられないこともあり、うつ症状も結構あるよ、と言われてちょっとショックです…。自分では気づかなかった。
多くはうつと自律神経失調症はセットとして考えられていると思います。私が医師に診断書を書いてもらうとき「うつと自律神経失調症、病名を書くのはどっちがいい?」と聞かれました。精神症状を病名にすると「うつ」肉体症状を病名にすると「自律神経失調症」、こんな感じのようです。人によっては、精神的な症状はほとんどなく、肉体的な症状が主に出ている人がいます。このような状態を「仮面うつ」と呼ぶそうです。
脳内での働きからいうと、この2つの病気は別みたいですが、素人の私にはよくわかりません。精神症状だとうつ、肉体症状だと自律神経失調症って言ってもらった方が、なんとなくわかったような気になれます。
脳の中で何が起こっているのかさっぱりです。でも、自分が病気になって改めて感じたのは、身体は見える、心は見えない、でも心と身体は密接な関係なんだなってということです。
身体は疲れてたのに…
ある日、自律神経失調症のくせに遊びに行った私。途中で具合が悪くなったこともありましたが、いい気分転換になりました。身体はすっごく疲れていたので、きっとすぐに眠れるだろうと睡眠薬なんていらないと飲まなかったんです。普通、身体が疲れていたら眠れますよね。なのに、この日も不眠でした。あまりに変でよく覚えています。身体は休みたい、ってグッタリしてます。でも、脳は起きっ放し。頭の中で「眠い〜」ってわかるんです。でも同時に「眠くない〜」って脳がいってるような…。身体を動かす、休ませる統率系統であるはずの脳が変になってる! と本気で怯えた日でもありました。本当に身体の訴えが脳内でちゃんと処理されていないような感じです。
2007/09/24